「縛り屋、芦屋。」

    ARCHIVE PAGE: 2014年04月

    零08、高校出たての18歳

    生まれて初めての強い性感に戸惑って、その感覚を受け止め理解しようとし、その感覚を自らの支配下に置くためにはどうしたらよいのかなどという努力を、恐らく全力でしたことだろう。しかし全ては徒労に終わることを、やはり初めて知った零ちゃん。自分の体を自分の随意にできないこととは、なんと、もどかしいことか。抗えないこの感覚は、いわゆる快感というやつか。自分の知らない声が、自分の喉から湧き上がってくる不思議。そ...
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