咲奈final02:大学生活3年半の果て
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この頃、私はまだ自分のプレイルームを設置する前。
使うホテルはね、阪神間にあるちょっとオシャレな全室スイート。 できれば、吊り対応の「梁」がある部屋を使いたいのだけれど、私が知る限り2室しか無い。
ホテルに着いて、空き室のパネルを見るのだけれど、だいたい3回に1回くらいしか、思っている部屋は空いていない感じで、この日も残念なことに。
ただね、それなりに縛りを覚えた男ってやつぁすぐ吊りたがるんだな。
ダメダメ、吊るばっかじゃ。もっと平たく楽しみましょ。
ということで、脱がした咲奈を平たいテーブルの上に座らせるのであった。 平たくないテーブルなんてあるのかどうか知らないけれど。
でも、いちおう恥ずかしいみたいですね。 横にしてもなお、両腕で胸を隠しちゃう。
あと、テーブルの上ってのが、唯物的でよろしい。
・・・恥ずかしいの?未だに?
「うん、痛いのはちょっとぐらい我慢できるけど、恥ずかしいのは慣れないよ」
・・・そうかそうか。でも、恥ずかしいのは、胸を見られるからじゃないやろ?胸がないからやろ?
「もー、いじわるっ!」
プンプンな咲奈。 こんな会話をできるくらいの距離感になっているんだよ。もう3年経つもんね。
口ではプンスカちゃんだけれど、私が咲奈の背中や腕に手をかけて体勢を変化させても、とっても従順に身を任せてくれる。
なのに、女の子だなぁ。おとなしめの咲奈であっても、あれこれとおしゃべりしてくれる。 それはそれで嬉しいんだけどね、ちょっとだまらそか。ほれ。
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