「縛り屋、芦屋。」

先回は、コチラ♪


シチュエーションを整理しようか。


私は、仕事で東京に来ている。

表の顔は、一応、それなりのポジションで。
東京でのビジネスパートナーと、結構なレベルの商談であるとか挨拶回りだとかをこなしに来ている。


１泊にしては、大振りなトランクケースを引きずって、新幹線に乗って。

丸の内だとか山の手線内の取引先のフロアでは、時々驚かれる。

「あれ、１泊ですよね。大きな荷物ですね。裏で預かっておきましょうか？」

いえいえ、それには及びません。



・・・だってね、まあ、言わずともわかりますよね、読者諸兄であれば（笑）

関西からは、飛行機で来ることも出来るんですが。

しかしね、X線検査で道具が見えちゃうでしょ。あれ、気まずいよね。別に違法なモノは何も持っていないんですけど（笑）

あるいは、若い女性担当者がやってくれてるなら、それはそれで面白いけれど。



ああ、話がそれ過ぎた。



そんな私が、仕事を終えてホテルにチェックインする。

シャワーを浴びて、来客を待つ。
今日のこの日は、エリちゃんだ。


エリちゃんが部屋につく。

すごいホテルですね！初めて入りました。

・・・そりゃそうかも。第一、東京在住の方が、東京のホテルの客室に入るなんて無いでしょう。

それはともかく。


軽妙な会話と、真面目な緊縛に関するレクチャーを通じて、エリちゃんの軽い緊張を解して、割とスッとこの姿勢まで来たのである。








どうよ、この違和感。







まだ日の明るいうちに、こんな都心のこんなホテルの一室で、貴女はこんな痴態を晒している。

ああ、私もされてみたい！



そうですか。機会がありましたら、どうぞ♪





次回は、コチラ♪

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