沙希9「真っさらの女性を緊縛の道へ!」

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    沙希と2人でドライブ&食事というデートに行き、緊縛の話が普通にできるような関係になった。
    別れ際にも普通の友人といった印象。

    翌日、昨日は変な話してごめんm(-_-)mなどとメールをする。
    当然、全然そんなことないです、などと返事が返ってくる。


    ・・・緊縛ある日常。ナチュラルな緊縛。緊縛は普通のこと・・・


    そんなマジックに掛かってしまった沙希と次に会ったのは、それから1週間ほどあとのことだった。

    「今日は仕事が早く終わったから、都合さえ良ければ今日は家まで送らせてくれない?」
    「迎えに来てくれるんですか?ありがとうございます」

    というメールのやり取りを経て、沙希のオフィス最寄り駅で落ち合う。

    「突然、ごめんね。今日はこのあと時間あるのかな?それとも早く帰らなきゃいけない?」
    「えと、今日はちょっと早くです」
    「OK、じゃ、少しだけ遠回りして帰ろう。いいかな?」
    「はい、お願いします」

    そんな感じでクルマを走らせる。

    沙希は、電車通勤だ。乗り換え駅の都合上、結構大回りして通勤しているという。
    だから、クルマで送ってもらえるのは助かるというのだ。

    少しは知らせると、湖の畔を迂回するコースに出た。昼間なら、そこそこキレイな景色を楽しめる道だ。
    道中、その湖を見渡せる休憩所がある。自動販売機が並ぶようなところだ。
    そこにクルマを入れ、なにか飲まない?ということに。

    ドリンクを2つ買い、そのまましばらくクルマの中でおしゃべり、という流れになった。



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