「縛り屋、芦屋。」

ハルちゃん、今年の４月に大学を卒業したての、新卒社会人１年目。初々しいですなぁ。
大学１年生は初々しい。４年生はもうおねーさん。
だけど新卒１年目はやはり初々しいです。

不思議なもんだね。１年目マジック。

その初々しいハルちゃんの、初めての相手となるのが私ですかそうですか。
・・・本当にいいのかな？

こういう機会には、いつもそう思ってしまう。
もっとイケメンで若い男としちゃいなよ、と思うのだけれど。

でも、初体験を早く済ませることのなかった女の子の気持ちとしては、
やはり行為自体に対する恐怖心はあるのだろう。
その点で、ガツガツしている自分本位な若い男性よりは、焦らずじっくりと女性のペースを理解しながら進めていける経験値にこそ、安心感が得られるのかもしれない。そんなものを求めて、思えば今年でもう３人の女の子が私の元へ通ってきたわけだ。

私も若いころは「処女の子とする」こと自体にプレミアムを感じていた。告白します。
経験の少ない女の子特有の臆病なペースの遅さに「めんどくさい」と言う友人もいたりして、昔は「そんなもんかなぁ？」とよく分からない気がしていたものだ。

だけど、セックスというものが特別なものでなくなってきたころから、やはりなるほど、ちょっとめんどくさいな。インスタントＳＥＸがらくちんだという気になってきた時期があった。

そして今は、というと、なんだか保護者的な視点で若い女の子たちを見るようになってきたのだろう、最初に書いた通り、私なんかが相手でいいのかな？とか、こんなに若い子が頼ってくれる嬉しさとか、だからこそ、大切な記録にしてあげたいなどと思うようになってきた。

ということで、ハルちゃん、始めるよ。本当にいいんだね？


お見せする程のものではないモノには強めのボカシをかけて、と。
その先で、既によく濡れているハルちゃんの液体をグリグリとかき回すようにしながら、彼女の入り口をマッサージする。

ハルちゃんは、気持ちのよさと、緊張のこわばりに挟まれた感じだ。
でも、覚悟は決まっているようだ。
こんなところにも、彼女の生真面目さが出ているね。

・・・入れるよ。




・・・痛くない？　
大丈夫です・・・。



ほら、入った。
どんな感じ？
奥に入ってるの、わかる？
ほら、ココが子宮口。
コツコツしてるでしょ？

・・・そんなことを語り掛けながら、ゆっくり、ゆっくりと入っていく。

ハルちゃん、本当に痛くないのだろうか？

心配しながら、処女喪失の瞬間の表情を注意深く観察する。





うん、大丈夫みたいだね。

この瞬間を大切に。
奥に入ったまま、少しの間だけ、じっと止まっていることにしよう。

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