人肌の撮影で気をつけていること。

    Category撮影について

    カメラや撮影の話を続けようか。

    フラッシュ、スピードライト。
    暗い時に撮影補助光を瞬間的に発する機器。

    皆さんも気軽に使っているだろう。暗い時は当たり前のように。その使用について、あえて考えたこともないという人も多かろう。
    確かに便利な側面も多い。そもそも真っ暗なところでは撮影のしようがない訳で。

    少々スキルが上がってくると、明るいところでもフラッシュを発光させて撮影することもあるだろう。
    例えば、日中の強い日差しのせいで、写したい対象者の顔に前髪や眼窩に影が強く発生しする時。
    フラッシュを発光させることで、その影を弱めることができる。


    さて、室内での緊縛撮影について。

    そもそも光量の不足しがちなホテル内の室内撮影なのだから、フラッシュは必要だと思われるかもしれない。
    だけれども、フラッシュのせいで、撮影の品位が下がってしまうことが多い。
    というか、まったくもって不自然な撮影になってしまう。

    例を示そう。

    title1525a.jpg
       ↑フラッシュを使用した撮影

       ↓フラッシュを使わなかった撮影
    title1525b.jpg


    ・・・とまあ一目瞭然なわけだ。

    自然な肌感覚の柔らかさを出したいのなら、フラッシュを使わないで撮影したいところだ。

    まあ、フラッシュを使って得られる「素人くささ」とか、それ故の「猥雑さ」も、一つの演出だと思える。


    フラッシュを使わないとなると、やはり光の量が足りなさすぎる。
    そもそも暗くて撮影できないじゃないか。
    あるいは、シャッタースピードを上げられないので、被写体が揺れてしまった写真になってしまうじゃないか。

    そういう問題を克服するための手立てについて、また3日後に!

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