沙希13「真っさらの女性を緊縛の道へ!」

    Category沙希
    「わー縛られてしまった~」

    この時、まだ余裕のある雰囲気の沙希。であるなら、もう少し進めてみるのも一興。

    「じゃあ、こうやってみて」

    私は彼女の両肘に手をやり、両腕を絞ってみる。そう、前手縛りに持ち込もうというのだ。
    http://dosm.blog45.fc2.com/blog-entry-178.html">前手縛りの実例を、博多STさんのサイトで見てみることにしよう。
    http://dosm.blog45.fc2.com/blog-entry-178.html

    腕だけでもここまでやれば、一気に緊縛感が高まる。さて、沙希はどんな印象を持っただろう。

    「ぜんぜん動けません」

    拍子抜けするほど、エロスが漂わない。始めて緊縛された状況を楽しんでいるようにも見える。
    うん、上出来だ。沙希のガードは全然上がっていない。

    この状態であれこれとお話しをする。緊縛の話もしたけれど、むしろあたりさわりのない一般的な会話が楽しいのだ。縛られている状態が、決して特別なことではないということになる。
    緊縛への入り口としては、まずは成功と言えるだろう。

    ほどなく、彼女の腕を解放すると、沙希は両手を前に突き出し、小さく伸びをした。沙希はその開放感さえも新鮮だと思ったようだ。

    「よく頑張ったね。えらいえらい。じゃあ、次に会ったときは両腕を後ろに組んだ状態で縛るから、覚えててね」
    「はい」

    沙希はその体勢が、どんなものかよく分かっていないと思う。後ろ手縛り。当然、胸まで縛るつもりである。
    そんな約束を簡単にしてしまった彼女を、部屋まで送って今日は終了となった。

    ・・・次回会う日程は、1週間くらい後がいいだろうな。


    0 Comments