「縛り屋、芦屋。」

菱縛りの形に納得できなかった私だったので、咲奈の「ちょっとキツイ」という声に救われ、さっさと縄をほどくことに。

ところでお気づきの読者が居られるかどうか。
今までであれば「縄」ではなく「ロープ」と書いていた。綿ロープを使っていた手前、そこはちょっとどうしても遠慮がちにならざるを得ないところだった。しかし今後は堂々と「縄」と言い切れるのは、少し気持ちがよい。


さて。


しかし先ほどのできばえに少し気落ちした私は、次にまたすぐ縛りに入る気持ちになれなかったのだ。
なんか、落ち込む。

でも。咲奈は期待に胸を弾ませている。

この状況って、ちょっと悔しくないか。
くそう。

そんな私の思いをぶつけるかのように、咲奈を陵辱することにした。

シャワーも浴びていない咲奈のスカートをはぎ取り、ストッキングや下着を膝下までずらし、ベッドに転がす。

咲奈は存外に従順だ。

なに？この状況も嬉しいのか？やはりちょっと悔しい。

じゃ、上向けよ。

うーん、見事なスレンダーボディ。ゴージャスなボディも良いが、スレンダーな子を縛るのも良い。

腕で顔を隠しながら、上を向いた咲奈。
でも、両膝は閉じたままだ。


それじゃダメだ。足を開いて。
少し手を加えて、膝を開かせる。これも従順に。しかし、恥じらいは残っている。



さて、どうしてやろうか。