「縛り屋、芦屋。」

シャワーのつもりだったのだろうけど、バスタブには私があらかじめお湯を張っていたし、ジャグジーも付いているし、発泡剤とかアロマオイルも備え付けられているし、お風呂に入っちゃえー！
田舎育ちの咲奈ちゃんには、ジャグジーは珍しかったらしく、バスタブにたまっていく泡を、はしゃぎながら両腕で集めて楽しんでいた。うーん。こう見ると、まだまだ子どもだね。


さて、お風呂から出てきて、いよいよ緊縛タイム。緊張した面持ちで、お約束の記念撮影。
真新しい麻縄が、あまりに白すぎる。


じゃ、始めるよ。ガウン、脱いでごらん。

明るいよ、暗くして。

だめ。覚悟を決めなさい。

えー。

などといいながら、恥ずかしそうに脱いでいく咲奈ちゃん。





うわぁ、本当に細身だなぁ。華奢とはこのことだ。

ニキビ跡が少し残っている肌が、若々しい。あと２年もすれば、いよいよ女性として花開く感じだ。そう、開く直前の膨らみかけたつぼみといったこの年代の女の子に、縄を掛けていってもよいものだろうか・・・。

そんな背徳感がたまらない。


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